千畳敷にて、キャンプ場の朝。

ぱたぽん

2007年08月06日 21:25

深夜、「ザッ、ザッ、ザッ、ザッ…」と規則正しい行進のような足音で目を覚まします。

こんな夜中に暗闇で行進してる人がいたらそれは怖いですよね。

「誰?」と思いながらよく聞いてみると…
強風にはためく自分のテントのフライシートの音でした。

風力発電ができるぐらいですから強風は予想していたんですけど、
フライシートの張り方が雑だったようです。

自分の小心さに苦笑いしながらまた眠ります。


朝目覚めてみると、真っ白で視界はまったく効きません。濃霧です。






白い闇。









なんてロマンチックなんでしょう。幻想的でキレイ…って言ってる場合じゃありません。
こんな中帰れるんでしょうか。





とりあえず、撤収を開始。


散らかったテント公開。広げるのはいいんですけど、片付けって面倒ですよね。






撤収完了。風が強いためだいぶ視界は開けてきました。
出発です。






発電用の風車に別れを告げます。
その大きさは、ウルトラマンが目の前に現れたら
こんなかんじ?っていうスケールです。






帰りは山口県美祢市をまわり瀬戸内海を見て帰ることにします。


これは日本海です。これから瀬戸内海も撮影の予定。









美祢市にある道の駅「おふく」に立ち寄ります。午後1時を過ぎお腹が空きました。
食事でもとレストランに入ると、ここでは温泉があり入浴もできるとのこと。
ぜひ入って行こうではありませんか。


きもちよく入浴して、さて写真でもとカメラを構えます。






?? 画面の隅に何か気になるものを発見。






一見なにか分かりません。りっぱな大理石でできていますが、
偉業を成した方をたたえるものではないようです。


か、かえる?






説明はなく、「福をむカエル ケロくん」と表示があるだけ。






一体君は何のためにここにいるのか?
そしてなぜマイクを持って歌い上げているのか?

なぞは深まりますが、いつまでも追求していられませんので出発です。

でも、最後に後姿も撮影。そのあいまいな存在価値と大理石の高級感がないまぜになって、
いい感じ。私のハートを鷲づかみです。






旅はもう少し続きます。





瀬戸内海をめざして、
次回へ続く。

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