阿蘇大観峰着
大観峰の駐車場に到着。いやーいい眺めだ。
駐車場にバラデロを停めると、タクシーの運転手さんが近寄ってきた。
(運)「この時期はまだ寒いでしょう。」
(私)「いや、だいぶ着込んでますから大丈夫ですよ」
(運)「今私が乗せてたお客みたでしょう」
(私)「いいえ、見ませんでした」
(運)「外国人ですよ。オーストリア人とかって言ってるみたいですけど、
言葉が通じんので参っとるんですよ」
(私)「どうやって話してるんですか?」
(運)「地図を指差してもらうだけですわ」
(私)「大変ですね」
(運)「年もいくつだろうな、夫婦なんですけど、わからんですなー、外人の年は」
(私)「はあ、そうですか」
そのとき、売店から外国人夫婦が戻ってきた。50歳代後半から60歳前後の背の高いご夫婦。
運転手さんはあわててタクシーに戻る。
りっぱなバイクに取り囲まれて、すこし緊張気味のバラデロ。
隣のアメリカ製のバイクは300万ぐらいするだろうニャー。走る財産だよ。
「いやバラデロ、いじけることはない。君は君だ。目指すはオンリーワンだ! 」
(バラデロ)「意味わかんねーよ」
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