HONDA バラデロ125 XL125Vについて
バイクに関するブログでもあります。今日は私の使用しているバイクについて少しご説明したいと思います。
ホンダ バラデロ125、名前の通り排気量は125ccです。ヨーロッパでの生産です。バイクフレームの刻印からスペインのモンテッサホンダ・S・Aという工場で生産されたようです。
近所のレッドバロンというバイク販売店で船で運んでいただきました。
欧州では自動車免許の取得にともない、125ccのバイクが運転できるという制度になっているため、このクラスのバイクの車種は非常に豊富です。日本国内の小型自動二輪の区分にあたるため、日本でこのクラスを楽しもうと考える人にはヨーロッパに移住したいと思っている人も多いはずです。
そのくらい日本での125ccのオートバイラインナップは貧困な状況です。販売が不調だからカタログから製品が消えてゆくのでしょうが、それによってさらにマーケットが縮小してゆくという悪いスパイラルに落ち込んでいくような、日本の小型自動二輪を楽しみたいものにとっては冬の時代といっていい状況です。もう少したてば日本でも成熟したオートバイライフを楽しみたい人は多いのですから、景気の回復にともなってバリエーションは増えると信じています。
が、それを待っていてはいつになるのかわかりません。分不相応だとは承知していましたが、輸入バイクを購入する決意を固めたのです。2005年1月にバラデロが我が家にやってきました。
このバイクを最初に見た人の感想は一様に「大きい…」です。数値では大き目のバイクであるのは知っていましたが、想像以上に大きなバイクです。600ccだと言ってもピンクナンバーを隠すのさえ忘れなければ通用するかもしれません。そしてたった125ccの排気量を2気筒に分割していいのでしょうか?V型2気筒のエンジンレイアウト。17.7ℓのタンク容量は一度満タンにすると、リザーブに切り替えるまでの15リッターで520km程度走ります。1リッターあたり35キロほどの燃費になります。ツーリングの時には本当に頼りになる相棒ですね。各パーツの造りもしっかりしていて、所有欲を満足させてくれています。そして日本では税制上原付2種になりますので、税金、保険など維持費が「安っ!」と言ってしまいたくなるほどです。
デュアルパーパスバイクに分類されます。多少の悪路にも入っていくことをためらいません。オンロードでの乗り心地も非常に良い。とあえて言い切っていいと思います。少なくともこれまで乗ってきたバイク(KAWASAKI ZZR-1100D7、ゼファー400、GPZ400R、YAMAHA FZR400RR、HONDA MVX250F)の中では一番ですね。長距離も疲れない(ほかのバイクに比べてですが)感じを受けたのには感動しましたね。
パワーはありません。そして車体は大きい。そのため速さを求めてはかわいそうです。とくに荷物を満載しての山道では登坂車線を探してしまいたくなります。しかし、平坦な道では巡航速度に達してしまえばまったくストレスのないクルージングが楽しめます。
これからも旅の相棒として長く付き合っていくつもりです。このバイクに乗っている方はコメントをいただけるとうれしいですね。(身近にはこの思いを語り合う人は当然ながらおりません)
こんどは、旅の記録の中でこのバイクについても触れていきたいです。
予定はなかなか立ちませんが…。
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